FMSアプリケーションのデプロイ手順

アプリケーションディレクトリを作成

    • /applications内に、作成したいアプリケーションの名前をつけたディレクトリを作成。

⇒これによって、サーバにアプリケーションが登録され、クライアントアプリケーション(SWFファイル)から
FMSへのアクセスが可能になる。

サーバサイドスクリプトを格納

    • ファイル名は、(main | <登録アプリケーション名>).(asc | js)の形に則る。
      • アーカイブコンパイラユーティリティ(far.exe)を使用してスクリプトファイルをアーカイブファイル(FARファイル)化およびバイナリ形式(ASEファイル)にコンパイルすることもできる。
      • セキュリティ設定を行うための”secure.(asc | js)”ファイルを置くことも可能。
        ⇒この名前のファイルが置かれた場合、他のどのスクリプトよりも先んじて自動的にロードされる。
    • 設置場所は、/applications/<登録アプリケーション名>内に直接置くか、
      スクリプトサブディレクトリの/applications/<登録アプリケーション名>/scripts内に置く。
    • スクリプトライブラリを使用する場合は、”/scriptlib”内から該当ファイルをインクルードもしくはロードする。
      ”scriptlibディレクトリ”の場所はApplications.xmlファイルタグで指定された場所。
    • メディアコンポーネントを使用する場合は、”/scriptlib/components.asc”をアプリケーション用サーバサイドスクリプトからロードする。
      ⇒アプリケーションディレクトリにファイルをコピーした上で、”load("components.asc");”でロードする。

インスタンスへのアクセス

    • (rtmp | rtmps)://host[:port]/<登録アプリケーション名>/<インスタンス名>のアドレスでアクセス可能。
      ※インスタンス名を指定しなかった場合は、デフォルトインスタンスである(rtmp | rtmps)://host[:port]/<登録アプリケーション名>/_defInst_にアクセスする。
    • ストリーム共有オブジェクトなどのアプリケーションリソースを使用する場合は、それぞれ”streamディレクトリ””sharedObjectsディレクトリ”に格納される。
      • 保存場所は、/applications/<登録アプリケーション名>/(stream | sharedObjects)/<インスタンス名>内に。
      • アクセス時は、(rtmp | rtmps)://host[:port]/<登録アプリケーション名>/<インスタンス名>に。
        ※アクセス時はstream、sharedObjectsの指定は必要ない。
    • インスタンスに関する設定は、Applications.xmlファイルVhost.xmlファイルにて行う。
ASCファイル
FMSアプリケーションのサーバサイドスクリプトファイル。
FMS上において、共有状態の情報の制御複数ユーザ間のリアルタイムでのやり取りを仲介するロジックの提供外部リソースとの通信の実行を可能にする。