jQueryにて”[]”を含むidをセレクタに指定する場合の注意

HTMLフォームからポストされたデータをPHPなどのサーバサイドプログラム(以下SSP)に引き渡す際、
フォームの名前をname[n]といった形式にすることで、SSP側で配列として扱うことができる。

こうした、name[n]というようなフォーム名(およびフォームID)を設定した上で、
フロントエンド側において、jQueryを用いた処理を行う場合、
name[n]という文字列をそのままセレクタに指定したのでは正常に取り扱うことができない。

”[]”という文字列は、jQueryセレクタにおいて、
属性フィルタを設定する際に使用される意味のある文字列であるため、
そのままでは”フォーム名の一部”としては扱われない。

以下のように”\(バックスラッシュ)”を二つ重ねてエスケープする必要がある。

$("#name\\[n\\]")

これは、”:(コロン)”や”.(ピリオド)”といった文字列をフォーム名に含む場合にも適応される。
これらの文字列も、”[]”と同様、jQueryセレクタとして意味のある文字列として扱われるためである。

nologinに設定したユーザをログインできるように再設定する方法

Webサイトを公開する時に、”/~”以下に領域を区切ってサイトスペースを作成したい場合、
OS上でその分のユーザを必要な数だけ作成することになるが、
この際、サイトスペースの確保だけが目的で、これらのアカウントは実際にユーザとして使用しない場合には、
以下のようにして、ユーザの使用するシェルにnologinを設定することで、このユーザでのログインを不可能できる。

useradd <ユーザ名> -s /sbin/nologin

このように設定した後で、やはりログインユーザとして使用したくなった場合には、
以下のようにして、使用するシェルを再設定すればよい。

usermod -s /sbin/nologin <ユーザ名>

イーサネット用ツイストペアケーブルの種類と終端規格

ケーブルの種類

ストレート
NIC(コンピュータ)とHub、NICとSwitchを接続する際に使用。
ケーブルの終端がT568A同士またはT568B同士になっている。
クロス
HubおよびSwitchなどのデバイス同士、またはNIC(コンピュータ)同士の接続の際に使用。
ケーブルの一端がT568A、もう一端がT568Bとなっている。

終端結線

T568A(TIA/EIA-568-A)
白緑 緑 白橙 青 白青 橙 白茶 茶
の順に結線されたLANケーブル終端。
T568B(TIA/EIA-568-B)
白橙 橙 白緑 青 白青 緑 白茶 茶
の順に結線されたLANケーブル終端。

ポート形状

MDI(Medium Dependent Interface)
NIC(コンピュータ)に用いられるLANポートの形状。
1,2番ピンに送信線、3-6番ピンに受信線が接続される。
MDI-X(Medium Dependent Interface Crossover)
HubやSwitchなどのデバイスに用いられるLANポートの形状。
1,2番ピンに受信線、3-6番ピンに送信線が接続される。
AutoMDI/MDI-X
MDIからの接続かMDI-Xからの接続かを自動判別し、正常な通信が可能なよう調整する仕組み。
この仕組みにより、接続先がMDIかMDI-Xかを意識する必要がなくなる。

ロケール設定について

ロケールとは

システムで使用する言語と国および文字コードの種別設定。

ロケールの確認方法

カレント設定

locale

システムが対応するロケールの一覧

locale -a | less

デフォルト設定

cat /etc/sysconfig/i18n

ロケールの変更

例)デフォルト: LANG=en_US.UTF-8LANG=ja_JP.UTF-8 に変更。

現在のログイン状態で適用させる

以下を実行

export LANG=ja_JP.UTF-8

デフォルトの設定を変更
  1. 以下を実行
    sed -i 's/en_US/ja_JP/g' /etc/sysconfig/i18n
  2. 一旦、ログアウトした後、再度ログイン
  3. 設定確認
    locale
※ 注意点

manコマンドで表示される日本語が文字化けする場合は、 man のページャおよびブラウザをデフォルトの less から lv に変更する。

sed -i 's/\/usr\/bin\/less -is/\/usr\/bin\/lv/g' /etc/man.config

ネットワーク機器の性能と構成概念

ネットワークハブの種類

リピータハブ
受信した信号を全てのポートに対して再生するハブ。
スイッチングハブ
ネットワークを中継し、通信の制御を行うハブ。

ネットワーク機器の性能による分類

リピータ(repeater)
信号の増幅・整形を行い、セグメント間の中継を行う。
CSMA/CDというアクセス制御を用いた半二重通信を行う。
入力された信号を全て中継するため、連結可能なセグメント数に物理的な限界がある。
コリジョンドメインを接続
ブリッジ(bridge)
フレームを理解し、コリジョンを回避するための管理を行い、セグメント間を中継する。
⇒ 不完全フレームの破棄、ポートの監視と中継の制御、ポート先のMACアドレスの記憶
全二重通信が可能。
コリジョンドメインを分断ブロードキャストドメインを接続
ルータ(router)
プロトコルを解析し、ネットワークアドレス間でのパケットのルーティングを行う。
ブロードキャストドメインを分断

”セグメント”の解釈について

対象となるネットワーク機器の概念により異なる。
基本的にはそのネットワーク機器により接続される、それぞれのネットワークのことを指す。

ex)

cf. L2スイッチとL3スイッチについて - 教えて!goo

ネットワークドメイン

コリジョンドメイン
一つの帯域幅を複数のノードで共有し、フレームのコリジョンが発生しうる範囲。
ブロードキャストドメイン
ブロードキャストアドレスが到達する範囲。(L3上のネットワークの最小単位)

IPアドレスの種別

ネットワークアドレス
ホスト部のビット列が0になるIPアドレス
サブネットを識別するためのものであり、アドレスブロックの最初のIPアドレスを指す。
ブロードキャストアドレス
ホスト部のビット列が1になるIPアドレス
サブネット内の全てのホストに対して同報通信を行う際に用いるアドレス。
ホストアドレス
アドレスブロック内において、実際のホスト識別のために用いることのできるIPアドレス
通常、アドレスブロック内のIPアドレスで、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いたものがこれに該当する。