MCMPの活動沿革

発足:2004年 夏

  • ”音楽制作したい・制作技術を学びたい”者と”Web上での音楽プロモーションについて研究したい”者が寄り合うことで、”音楽コンテンツマネージメントプロジェクト”が発足。
  • そこから”自分たちで制作した音楽を広めるには?”ということを考えるところからスタート。
    • ネットラジオを用いてのプロモーション
    • サイトデザインによる、音楽イメージの可視化によるプロモーション
    の二本柱で開始。

(参考:http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~proj17-16/project/
※現在はホスト側の事情によりアクセス不能

ネットラジオ

⇒ラジオ番組による音楽の宣伝・広報を目的とする。

  • 音楽に因んだ番組だけでなく、面白いものは積極的に取り入れて番組にし、”ラジオ局”として魅力なものを目指す。
    ⇒バラエティに富んだ番組を多数用意することにより、集客性の向上を図る。

ネットラジオの制作を通じて以下の事を達成するのも目的

  • ネットワーク関連の技術の習得
  • DTM技術の習得
  • 魅力的なコンテンツ作成のための考察を深める
サイトデザイン

⇒与えられたテーマに沿ったデザインのwebサイトを制作するための知識・技術を身に付け、効果的なインタフェースや、魅力的なコンテンツデザインの追及。

  • 正確に音楽の情報を提供すると同時に、「聴いてみたい」と思わせる魅力的なデザインを模索
  • ユーザがストレスを感じないためのデザイン、ユーザビリティを考慮した使いやすいデザイン

2005年 春期

音楽制作
  • 曲作り
  • 制作技術について
サイトデザイン
  • 表現方法について
  • 既存のアーティストサイトのデザイン調査
  • 調査手法について(アンケート・アクセス解析
ネットラジオ
  • 実施方法、運営方法について

2005年度 前期

⇒音楽の可視化を目的としたサイト表現の難しさとネットラジオの新規性に対する興味から、サイト制作は最低限の情報を掲載するためのものにとどまり、徐々にネットラジオの番組制作主体の活動に。

サイトデザイン
  • 何を載せるか
  • アーティストのフィーチャー方法について
ネットラジオ
  • インフラ技術について
  • ネットラジオの実態調査
  • 番組制作
  • 運用方法について

中間発表

⇒インターネットでの音楽プロモーションには、ネットラジオを用いてその音楽を聴きたくなる情報を提供していくことが有効ではないか?との提案。

2005年度 夏期

⇒丁度、Podcastingが話題になり出した時期でもあったので、その動向と関連技術についての調査を中心に行う。同時に、次のステップへの案を考える。

  • Podcastingの動向調査
  • 新システムの考案

2005年度 後期

⇒休み明けに新システム”FMネットワーク”の構想を提案し、後期はその実現に向けた活動が主体に。

FMネットワーク
”辺境の音楽を繋ぐ音楽情報ネットワーク”
→つまり、“インディーズミュージック”を対象とし、それらをより効果的に接続することによって成り立つ、音楽情報ネットワーク。

デモ会

⇒システム全体の完成には至らなかったが、各断片要素の紹介とシステムの構想についての発表を行った。

  • 音楽制作の実演
  • プレイヤーシステムの紹介
  • ”FMネットワーク”の構想について
  • 自主制作の音楽CD配布

2006年度

⇒授業枠でのプロジェクト活動は終え、有志による個人ベースの研究活動として、主に卒業制作において継続。

2006年度 前期

⇒前年までの”FMネットワーク”構想の問題点について、解決策を検討。

  • 負荷問題
    →インフラ技術(P2P)について調査
  • アーティストおよび音源の登録に際する内容の審査及び検閲の手間
    →”FMネットワーク”の考え方を拡張し、音源主体のWeb完結の価値観から、より”リアル”世界に根差した価値観で再構築。
    ⇒ライブハウスに着目。

2006年度 後期

⇒前期の考察を踏まえ、より具体的な内容を検討。

  • ライブハウスの”FMネットワーク”への組み込み
    ライブ情報をベースとしたソーシャルネット型コミュニティシステム
  • 集客目的でのメジャー音楽コンテンツの取り込み
    メジャー音楽に関する各種ランキングの総計によるオリジナルランキングサイトの作成
  • 基礎技術について
    セマンティック・ウェブ技術の研究

2006年度 研究発表

⇒最終的に、”ライブハウスによる出演者情報のデジタル化とネットワークの構築”という考え方に至る。

  • ライブ情報の配信および音楽情報ネットワーク構築サービス”JUN-G”の提案。
JUN-G
ライブハウスでの出演登録プロセスを利用した、アーティスト及びデモ音源のデータベース化と、フィードによるライブ情報配信を目的としたWebサービス

2007年 年初

⇒コウサ展に出展。
参照:http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~kousa2007/works.html

2007年度

未踏ソフトへの応募を検討するが、計画に行き詰まり断念。以後、活動は沈静化。