仮想メモリシステム

仮想メモリシステム

種類

  • セグメント方式
  • ページング方式
    → メモリ空間を一定サイズのページと呼ばれる単位に分割し、ページテーブルと呼ばれる構造体によって管理する方式。
    →論理メモリ空間に対応付けられていない物理メモリを参照した時に、ージフォルトの例外が投げられ、それをOS側の例外処理ルーチンがキャッチし、対応したページを二次記憶から読み込んでテーブルを更新する。
ページテーブル
仮想アドレスと物理アドレスマッピングを格納するもの。

スワップ

スワップファイル
メモリ領域が不足した時に、必要なメモリ領域を確保するため、使用頻度の低いプログラムコードやデータを一時的に保存しておくためのファイル。

Windowsの場合、ページファイルはOSにより自動拡張できるようになっている。
(デフォルトでは、物理メモリサイズの1.5倍のサイズに設定され、最大3倍まで拡張されるようになっている。)
また、ページファイルはOS起動時にロックされ、OS起動後にデフラグツールなどでページファイルの移動はできない。
(Diskeeperなどのソフトで”ブートタイム・デフラグ”などの機能を使えば可能。)

ページファイルの断片化防止

⇒ ページファイルの標準サイズと最大サイズを同じにして、ページファイル領域を自動拡張させないようにする。