スモールワールドネットワークについて

スタンレー・ミルグラム（1933〜1984）

• アメリカの心理学者。
• 1960年代の後半に、有名な”スモールワールド実験”を行った。
• この実験結果から”6次の隔たり”という言葉が生まれた。
• しかし、サンプル数が少ない、地理的な依存性に関して未知であるなどの問題があった。

ダンカン・ワッツ（1971〜）

• コーネル大学の学生であった1998年に、指導教官であったストロガッツと連名で”スモールワールドネットワーク”に関する最初の論文を発表。
• その後、”スモールワールド・プロジェクト”を率いて、スモールワールドに関するより詳細で発展的な実験を行い、2003年に実験結果を発表。
• この実験により、ミルグラムの実験結果の支持、マーク・グラノヴェッターの”弱い紐帯の強み”の正しさを証明することとなる。
• また、サンタフェ研究所にも参加している。

スティーヴン・ストロガッツ（1959〜）

• 1986年ハーバード大学で応用数学の博士号取得。
• コーネル大学でワッツの指導教官をしていた1998年に、ワッツと連名で”スモールワールドネットワーク”に関する最初の論文を発表。

参考

スモールワールド　―@IT情報マネジメント用語辞典より